11月9日(金)から12日(月)の3泊4日間の日程で、お隣韓国の釜山市にある智山高校より生徒15名、教員3名の計18名が南山高校を訪問しました。
初日は博多港まで本校のホストスチューデントが迎えに行き、その足でスペースワールドへ行きました。生徒たちは行く前から大はしゃぎで、帰りのバスの中でも興奮冷めやらぬ様子でした。翌日はホストファミリーとの時間ということでしたが、生徒同士でスケジュールを決め、サッカーやショッピングなどをして楽しんだようです。日曜日は貸し切りバスで市内の観光をしました。原爆資料館やグラバー園など、長崎の歴史に共に触れることにより、智山高校生だけでなく南山の生徒にとってもよい経験になったのではないでしょうか。同日の夜には南山高校でホストファミリーを招いてのパーティーを開催しました。南山生がダンスやエール、歌を披露し場を盛り上げてくれました。どの生徒も“最後の夜”が名残惜しいようで、写真を撮りあったりおしゃべりをして笑い合ったりと大盛況のパーティーでした。今年は両校が姉妹校の締結をしてから10年目に当たる年で、帰国当日の朝の全校朝礼で、歓迎式を兼ねた姉妹校の調印式を行いました(姉妹校の調印は5年毎に更新)。あっという間の4日間が終わり、智山高校訪問団は帰国の途につきました。別れの際、涙を流す生徒がいたということは、いかに彼らの交流が意義深いものであったかということを物語っているように感じました。
両校の校長先生による調印式のスピーチにもありましたが、こういった草の根の交流が今後の両校の発展、さらには日本と韓国のより良い関係につながっていくのだと信じています。これからも生徒たちが、人と人のつながりを大事にし、世界に目を向けるような機会を提供し続けていきたいと思います。