長崎南山リーダーシップ教育の目玉の一つである,「進学探求」の授業が本格的に始まりました。これは,高校2年の進学探求クラス3クラスの生徒106名が4つの専攻科目のうち1つを選択して受講する授業です。
5月24日(土)は,朝から午前中全部の授業を進学探求に当て,4つのコースで次のような授業を行っています。写真は後日掲載予定です。また,開いてみてください。
サイエンステクノロジー専攻
長崎大学工学部を訪問し,藤山寛教授による「科学の最先端研究まで」の講話を聞いた後,機械研究室(山本郁夫教授)と物質科学研究室(森口勇教授)で,最先端の技術を利用した研究の現場を見学しました。プラズマ技術やロボット,エネルギー関連技術が拓く未来の話に,興味関心を高めることが出来ました。「技術は自然界のまねをすることから。」「今生きているこの時間と空間を知るために,理系の人でも文系の教養が大切」など,学ぶ意義を再確認できる活動でした。
グローバルコミュニケーション専攻
長崎外国語大学の大学生に来ていただき,グループに分かれて,一緒に国際交流イベントをどのようにやっていくかについてディスカッション(ブレーンストーム)をしました。どこで,どんなことをするか,大学生のアドバイスを受けながら,活発にアイデアを出し合い,グループごとに発表をしました。外語大の交流イベントは12月か1月に開かれる予定で,それに向けて準備を進めていきます。
ソーシャルサイエンス専攻
自分たちの通う南山周辺地域をよく知るため,「南山周辺」「浦上天主堂」「平和公園」「原爆落下中心地公園」の4つのゾーンで,グループに分かれて取材活動するフィールドワークを行いました。4つのゾーンに各4ポイントの取材対象を決め,計16ポイントの取材を実施。次回の専攻授業で今日の取材ソースをもとに記事を書き,「南山GMT新聞」の完成を目指します。
スポーツサイエンス専攻
今日は調理室で,「スポーツする身体に必要な食事」をテーマに,栄養素や食事の計画などについて勉強した後,早速,グループに分かれ調理に挑戦。できあがったのは,アスリート向けのボリュームたっぷりのトルコライスでした。受講生は全員クラブ生で,自分たちで作った料理をいただき,これで今日の午後の練習はバッチリ!