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長崎南山学園の創立記念日を前に、「回心そしてチャレンジ」というテーマで１０月２９日の放課後、職員研修会が行われました。講師は松本勝男校長先生です。アブラハム、パウロ、Ｆ．ザビエル、マザーテレサという神のために自らを捧げた信仰の達人４人を例にあげ、それまでの平穏安泰な暮らしを捨て、自ら困難な道を選び、チャレンジしていった人たちから学ぶことができるものは何か、また、南山学園の経営母体である神言会の創立者たちが、ドイツから世界へという宣教精神を現実のものとしたチャレンジ精神、さらに、被爆直後のこの長崎で、学園設立に携わった多くの人たちの思いや長崎南山学園に託された願いを、現在の教職員が共有できるように、歴史的な経緯をふまえてのわかりやすい意義のある講義でした。
「神学生がいるカトリックの男子校」「リーダーを育てる文武両道の教育」「盛んな国際交流」という南山の独自性を堅持しつつ、地域に愛される学校、生徒や職員が「喜びや希望」を見つけられる学校で在り続けるために一人一人に何ができるのか、そして、５７年間の南山を支えてくれた先人達、保護者、卒業生への感謝を改めて感じることのできた研修会となりました。
