◆智山高校 | http://www.jisan.hs.kr/ |
◆セント・スタニスラウス・カレッジ | http://www.xenware.net/stannies/ |
◆セント・ジョーンズベリー・アカデミー | http://www.stjohnsburyacademy.org/ |
■ 智山高等学校との出会い!
2001年,智山高校との交流が始まりました。それは折しも「教科書問題」「靖国神社参拝問題」などで,日韓関係が険悪になった時のことでした。釜山市にある智山高等学校が,日本の学校との交流を希望しているとの情報を提供してくださったのは,釜山広域市国際課から長崎県総務学事振興課へ通訳として派遣されていた辛明桓さんからの一本の電話でした。2001年3月のことでした。
絶好の機会を活かすべく,永山誠校長は早速その年の5月に智山高校を訪問し,智山高校校長白相洛校長先生,釜山教区鄭明祚司教と会見し,具体的な交流の実現と,同じアジアの同胞として,ともに歩んでいくことを約束して来ました。8月には智山高校からの生徒を受け入れ,その年の冬には,南山から智山高校を訪問する交流がスタートしました。
■ 韓国から送られてきた一通のメール
一連の「教科書問題」「靖国神社参拝問題」等が原因で,長崎県内はもとより国内でも日韓の交流行事が延期されたり,取りやめになったようです。南山高校から智山高校へ「こんな時期だからこそ,若い世代が交流を通して新しい日韓関係を作っていくことを望みます。」という内容のメールをお送りしました。
すぐに智山高校からもメールが送られてきました。この一通のメールに,励まされ積極的な交流へと発展していきました。送られてきたメールを一部紹介いたします。
長崎南山高等学校長 永山誠様 最近の両国間の関係が、険悪なムードになっていますが、智山高校はカトリック教会の 精神により正義を持って南山高校と交流したいという気持ちで一杯です。
(中略)
両校の交流がこれから長く続くことを願っています。
智山高校 校長 白 相洛
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■智山高校との交流がスタート
2001年の8月,初めて智山高校の生徒11名と職員4名を迎え,交流がスタートしました。智山高校生は南山生宅に,職員は南山の職員宅にホームステイをしました。これまでは,アメリカ・オーストラリアからの生徒を受け入れたことはありましたが,韓国の仲間は初めてでした。あるホストファミリーの方は,「韓国の生徒さんたちは,礼儀正しくとても感心しました。受け入れる前は不安もありましたが,受け入れてみて本当に良かったです。今度釜山に家族で行ってきます。」とおっしゃってくださいました。ここにもまた新しい友情の架け橋がかかりました。
■智山高校にて姉妹校の提携を結びました